【大人としゃべり場 ~トークフォークダンスで語ろう~@寺尾中学校】

March 1, 2019

遅ればせながら、先週2/22(金)
地域の大人と中学生の対話イベントを、横浜市立寺尾中学校との共催で開催致しました。
卒業を控えた3年生と、約130名の地域の大人の方々にご参加いただきました。
 
― 老若男女、あんなに沢山の「いい顔」を、一度に見たのは初めてでした。
 
“トークフォークダンス”って・・・? 
 
子どもと大人が輪を作って向かい合い、様々なお題に対し、1対1で1分間、自分の考えを話します。 
その後フォークダンスのように相手を替え、 たくさんの人たちと対話をしていきます。 
地域への愛着やコミュニケーション能力を育むことを 目的に、福岡県福津市福間中学校のコミュニティスクールから始まり、
学校・PTA・地域行事として 全国へと広がりつつある取組みです。 
 
 
サードプレイスは地区センターで子どもたちの放課後の居場所「地区センカフェ」を行っており、
日々たくさんの小学生に出会います。
だんだんと、私たちをそれぞれの名前で呼んでくれるようになってきましたが、
初めは、スタッフのことを「先生」と呼ぶ子どもが多いように思います。
 
私たちが「先生」っぽいふるまいをしているのかな?
何と呼んでいいかわからない、恥ずかしいからかな?
 
でももしかすると、子どもと関わる大人=先生、というイメージなのかもしれない。
こちらが思うよりずっと限定的な関係性のなかで、子ども時代を過ごしているのではないか…という思いがありました。
 
 
「子どもは社会・地域で育てる」とはいうものの、それってどういう状態なんだろう。
もっと子どもたちと話したい。
地域のなかで、大人と子どもたちとの接点を増やしていけないだろうか。
 
と考えていたところ、
福岡県で実施されている「トークフォークダンス」について知りました。
【参考記事】
http://agora-web.jp/archives/2026666.html
 
 
これやってみたい!と法人メンバーで意気投合。
体験会を行った後、普段私たちの活動でお世話になっている寺尾中学校の校長先生にご相談し、
企画が動き始めました。
 
 
自治会町内会を始め地域の皆様、PTAの皆様に、
本当に、本当に多大なご協力をいただきながら、メンバーで集客に走りました。
 
 
― ようやく迎えた2/22当日。
 
 
「昨日、誰と何を食べましたか?」
 
「あなたの初恋の人について話してください」
 
「『大人』ってなんですか?」
 
「あなたにとって、幸せな人生ってなんですか?」
 
ファシリテーターの西川正さんから、様々な問いが投げかけられます。
老若男女、膝をつき合わせて相手の話に耳を傾け合い、
笑ったり、熱く語ったり、うーーんと考え込んだり、涙したり…。
あんなに沢山の「いい顔」を、一度に見たのは初めてでした。
 
 
地元の方がカメラマンを引き受けてくださり、その表情の一瞬一瞬を捉えてくださいました。
一人ひとりの表情を掲載できないのが残念なのですが、
ご参加いただいた中学生、地域の大人の皆様からは、アンケートにも沢山のコメントをいただきました。
 
一部、紹介させていただきます。
 
--------------------------------
 
◎中学生から:
 
「『どこでもドアがあったらどこに行きたいか』を話した時に、私が想像したものと全然違くて面白かった。
 最初は、1分なんて長いし、話すことなんて思いつかないよ。と思っていたのに、1分ぐらいがちょうど良くて、2分でもいけるし、とても楽しかった。」
 
「大人が考えていることがあまり変わんないからびっくりした」
 
「友達には人見知りじゃないと思われてるけど、人見知りだから最初はずっと帰りたかった。本当に。
 だけど、話しているうちに楽しくなってきたし、知らない人としゃべったりするのも良いなと思った。
 大人の色んな経験を知れて、自分の人生がこれからさらに楽しくなった。」
 
 
◎大人から:
 
「『中学3年生』とひとくくりでなく、それぞれを知ることができてよかった。
 お互い接点がない同士、ここで知り合うことが私にも相手にもいい経験になったと思う。今後もやってほしい。」
 
「息子と同世代の子たちと話せてよかった。息子とも、こんなふうに、こんなふうな気持ちで向き合っているかなーとかも思いました。
 子どもたちも最初はいやだったけど、いろんな年上の人との会話が楽しかったとのこと。
 親に言えないことがあっても、他にもたくさん応援している大人がいるということを知っていてほしい。」
 
「全く知らない相手なので、かえって自分をさらけ出せた。友人知人にも言えないことが、不思議なもので話せた。」
 
「日頃、中学生と接する機会が無く"子どもたち"と漠然とイメージするだけでしたが、
 今日の機会で、しっかり考えることのできる人格を持つ大人だなと感じました。
 フェアに彼らに機会が与えられることを望みます。」
 
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反省点は沢山あるのですが、
企画そのものを通じて多くの繋がりができ、
ご参加の皆さんの表情や励ましのお言葉、アンケートなどからは、
お互いへのまなざしの変化や喜びを感じとることができました。
このような場の必要性を確信しています。
 
機会をつくらないと多世代の接点・コミュニケーションは生まれないのか…という寂しさも同時に感じますが、
今後も、地域のなかで多世代の出会いの場を、皆さまと創っていきたいと思います。
 
 
イベントをきっかけに、地域に様々なコミュニケーションが生まれますように。
 
多世代でおしゃべりした時間が、多くの方の心に残り、時に支えとなりますように。
 
 
 
ご参加いただいた皆様、ファシリテーター・西川正さん、
寺尾中学校の教職員の皆様、心を寄せご協力・応援してくださった皆様、
 
多くの方の力がなければ成しえなかったことです。
 
この場を借りてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました!
 
 
特定非営利活動法人サードプレイス
副代表理事 福徳未来

 

 

 

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